検査設備
MRIとは?

オープン型MRI
MRIとは磁気共鳴画像(Magnetic Resonance Imaging)の略語で磁気と電波を利用して、あらゆる断面の画像を得ることができる撮影法です。撮影時間は20分程度ですがオープン型MRI装置のため閉塞感が少なく安心して検査を受けることができます。また、X線を使いませんので、いわゆる放射線被ばくはありません。
検査を受ける時の注意は?

検査イメージ
強い磁力を検査で使用するため、体内にペースメーカーを埋め込んでいる方、あるいは手術などで体内に金属が入っている方は、その金属の材質によっては撮影が出来ないことがあります。閉所恐怖症の方、妊娠している方も同様です。また、撮影室内では時計・磁気カード・電子機器などは壊れてしまう事がありますので持ち込めません。カラーコンタクトも取り外していただきます。
また、次のような方はMRI検査を受けられないことがあります。
必ず事前に申し出てください。
- 心臓ペースメーカーが留置されている方、人工内耳、人工中耳の方
- 心臓へのステント置換術を受けられた方
- 古い人工心臓弁の手術を受けられている方
- 眼に微細な金属片が入っている(または入っていると疑わしい)方
- チタン製以外の動脈瘤クリップが入っている方
- 金属の義眼底の方
- 骨折によりボルト固定された方
- 身体に入れ墨のある方
- 妊娠中または妊娠の可能性のある方
CTとは?

マルチCTスキャン
CTとはコンピューター断層撮影(Computed Tomography)といいX線を用いて全身の横断面(輪切り)を撮影することができます。MRIと比べて検査時間が短いためMRIでの検査が困難な方や外傷など緊急の場合でもすばやく検査できるという特徴があります。注意事項としては、妊娠中又は妊娠の可能性のある方は検査が受けられないことがあります。
全ての検査撮影時間は、検査を受けられる方に合わせて、出来るだけ負担を軽減することを心がけています。